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片桐ユズルに聞く。

昨日、25日の夜はアライアンス京都校で、『片桐ユズルに聞く』でした。

話の中心は一般意味論へ。そのなかで、参加者のひとりが、「こないだ、ユズルさんは『僕は知識を売っているわけじゃない』とおっしゃっていたけど、じゃあ一体何を売っているんですか?」と質問。

対するユズルさんの答え。
『僕は知識じゃなくて、知識の使い方を売っているんです。自分の使い方、道具の使い方、ことばの使い方。use ユースだね。』

なるほど!
ユズルさんの売っているものは、使い方だったのか!と聞いていたみんなで感心。

『あんまりたくさんだと大変だけど、ほんの幾つかの知識を知っていれば組み合わせることができるでしょう』
『だから、あてはめの練習をしているんだね。』とにっこり。

アライアンスに来て下さるとき、ユズルさんのリュックにはいつも幾つもの本や資料といった「お道具」 がたくさん入っています。
使い方を教えるために、だったんだなぁ!

帽子もチャーミングなユズルさんです。

次回は9月29日(月)朝10:30〜12:30です。ユズルさんに会って話してみたい方は、アライアンス京都校へ、ぜひいらしてください。

「コトバのスタディ」6回目

今日は、まず「報告をする」練習をしました。

みどり先生からいくつかの提案がありました。
・事実と所見を分けて話す。
・事実から話し始める。
・情報の出どころをはっきりさせる。
・自分というフィルターを通していると思われる事実には「私にはこういうふ うに見えた」などの一言を加えてみる。

事実から始めるのは、相手が「事実を聞いて、それについて自分自身の考えを持つ自由」を作りやすくするためです。
10分という時間を区切って、それぞれが今日のメンバーや仕事関係者などに報告したいことを紙に書いてみました。

『所見(自分の考え)からしか、話し始められない。事実と所見の区別がつきにくい。子どもに頭ごなしにいろいろ言ってしまうときと同じだ。』
『どこまでの事実情報があれば相手に伝わるのか、どこまで伝える必要があるのかわからず、正確に伝えたいと、どんどん説明を加えたくなった。結果、時間内にいちばん伝えたかったところに到達できず、所見も述べられなかった。普段もこうやって伝えたいことが伝えらずに終わっているとしみじみ。』
などの気づきがありました。

次に、このクラスの中で繰り返し練習してきた「ワンセンテンスにワンメッセージ」と「ワンセンテンスごとに口を閉じて空気が鼻から入って来るのを待って、次のセンテンスを話す。」というお道具を使って3分間づつ話をします。

『口を閉じるところまでは出来ても、息が入ってくるのを待てないときがあった。息が入ってくるのを待つ時間を取ることで、階段をひとつひとつ自分で積み上げて行って、それを支えにして話し続けることが出来るような感じがした。いつもなら、相手に伝わっていないのではという考えが湧いてきて、何を言っているのかわからなくなってくる。』
『口を閉じることがほとんど出来なかった。相手が分かるわ〜という顔をしてくれた時に、なにかしらのうれしいやりとりが起こって、そうすると口を閉じることが出来た。』

『相手にどう取られるかを、とても気にしている。面白くないのではないか、わからないのではないか、という考えが湧いてくる。沈黙が怖いので、淀みなくどんどん話したくなった。ゆっくりすぎて退屈だったのではないか。』
この方の話を聞いていた人たちからの感想は、
『わからないことは悪いことではないのだと思った。むしろ興味が湧いて引き込まれていった。ゆっくりだと感じなかったし退屈することもまったくなかった。息が入ってくるのを待つ時間があることで、情報を咀嚼したり想像をする時間を持つことが出来るので、話が分かって共感しやすかった。』

自分にも相手にもほんの少しの時間をあげることで、コトバは本来のコミニケーションぢからを発揮してくれるのかもしれません。
そして、やっぱりよかれと思ってしていること(習慣)が、自分自身の邪魔をして、結果伝えたいことを伝わりにくくしてしまうことがあるのですね。
また、私たちは相手ではなく、自分自身の中にある考えに反応しているときがあるのかもしれないと改めて思いました。

コトバのスタディでは、習慣的になっていきがちな私たちの反応や選択から少し離れて、別のものを意識的に選べるようになるためのお道具を、コトバに注目して取り上げます。
ですから、アレクサンダーテクニーク的コトバのスタディです。

日常という本番でいきなり使うのは、なかなか難しいお道具を、安全な場所であるクラスの中で試してみます。いつもと少しだけ違うことをしてみると、どんなことが起こるのか見てみます。

クラスの後、それぞれ日常の中で試してみてどんなことが起こったか、また一ヶ月後に報告し合うのが楽しみです。

英語の先生でもある新海みどりのアレクサンダーテクニーク的コトバのスタディ。
次回は、9月18日(木)10:30からです。
初めての方もどうぞ気軽にいらしてください。

インターナショナル・サマーリトリートが始まりました!

リトリートの会場、シナジーランチの光景です。

土壁のアドビーの部屋に泊まって、同じ敷地内の大きな部屋や庭を使って一週間を過ごします。ごはんは美味しい野菜料理です(お肉がないことを忘れるほどですが!)。

What is Alexander Technique? アレクサンダー・テクニークって何?
この質問から、リトリートが始まりました。どうやってアレクサンダー・テクニークのを人に伝えるんだろう?それにはきっといろんな方法があるはず・・・

国籍や学習経験の異なるひとたちで小さなteaching teamティーチングチームを作って、この質問に応えるレッスンを毎日少しずつしていくことになりました。

新しい自分を見つける。アレクサンダーを学びはじめたばかりの人も、卒業生も、先生たちも。

さて、どんな一週間になるでしょうか?

アメリカ、ニューメキシコの風景

明日から始まる、アライアンスのインターナショナル・サマーリトリート。会場のある地域、New Mexicoの風景です。

今年は山火事もあったそうですが、雨も降ったため、緑にとても勢いがあります。写真手前に見えているのが、セージという植物です。
雨のあとは、とても良い香りがしました。こちらではスティックにまとめて、お家のお守りになったりします。

古い土のお家のあと。こちらではアドビー土壁のお家が伝統的です。強い日差しに耐えるための工夫ですが、手触りのある風情が美しいです。

こちらは伝統食、ブリトー。赤いチリソースがかかっています。
美味しい!

2014年8月のレッスン情報

2014年8月のレッスン情報です。
興味をお持ちの方、どうぞご参加ください。

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■京都校
・8/19(火)10:30~13:30
・8/21(木)*10:30~13:30(*コトバのスタディ)
・8/25(月)*19:00~21:00(*片桐ユズルに聞く。
・8/26(火)18:30~21:30
・8/27(水)10:30~13:30
・8/29(金)14:30~17:30、18:30~21:30

会場 アレクサンダー・アライアンス・ジャパン 京都校

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■大阪校
・8/23(土)10:00~13:00、14:00~17:00(「セラピスト・コース2014」ご登録の方対象)

会場 エル・おおさか 5F 研修室1

・8/24(日)10:00~13:00、14:00~17:00

会場 中野家(詳細はお申し込み下さった方にご案内いたします。)

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■岡山校
・8/16(土)14:30~17:30、18:30~21:30

 会場 アレクサンダー・アライアンス・ジャパン 岡山校

・8/17(日)10:00~17:00 「自分の習慣に気づく~アレクサンダー・テクニーク~」

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〇受講料 アレクサンダー・アライアンス・ジャパン京都、大阪、岡山校主催の各クラス、オープンクラスは3時間1コマ6,000円
 *「片桐ユズルに聞く。」は2,000円。

(お振込みにてご入金お願いしております。口座番号は、お申し込み下さった方にお知らせします。)

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〇お問い合わせ/お申し込み
1. 参加日時、クラス名(ワークショップ名)
2. お名前
3.メールアドレス
4.携帯/お電話番号
5.ご住所
6.ご職業
7.このサイトを知ったきっかけ
8.お申込み(またはお問い合わせ内容)を明記の上、メールフォームより、お申し込みください。

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(梅小路公園/朱雀の庭)

2014年7月のレッスン情報

2014年7月のレッスン情報です。
興味をお持ちの方、どうぞご参加ください。

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■京都校
・7/1(火)18:30~21:30

・7/2(水)10:30~13:30

・7/4(金)14:30~17:30、18:30~21:30

・7/8(火)13:00~16:00、18:30~21:30

・7/9(水)10:30~13:30

・7/10(木)*10:30~13:30(*コトバのスタディ)

・7/11(金)14:30~17:30、18:30~21:30

・7/14(月)*10:30~12:30(*片桐ユズルに聞く。)

  会場 アレクサンダー・アライアンス・ジャパン 京都校

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■大阪校
・7/12(土)10:00~13:00、14:00~17:00(「セラピスト・コース2014」ご登録の方対象)

  会場 エル・おおさか 5F 研修室1

・7/13(日)10:00~13:00、14:00~17:00

  会場 中野家(詳細はお申し込み下さった方にご案内いたします。)

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■岡山校
・7/5(土)14:30~17:30

  会場 アレクサンダー・アライアンス・ジャパン 岡山校

・7/5(土)*19:30~22:30(*靴屋が提案するアレクサンダー・テクニーク講座)

  会場 「靴のタツオカ」さん店内(岡山市北区表町)

・7/6(日)9:00~12:00、14:00~17:00

  会場 アレクサンダー・アライアンス・ジャパン 岡山校

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〇受講料 各クラス、オープンクラスとも3時間1コマ6,000円
 *「片桐ユズルに聞く。」は2,000円。

  (お振込みにてご入金お願いしております。口座番号は、お申し込み下さった方にお知らせします。)

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〇お問い合わせ/お申し込み
1. 参加日時、クラス名(ワークショップ名)
2. お名前
3.メールアドレス
4.携帯/お電話番号
5.ご住所
6.ご職業
7.このサイトを知ったきっかけ
8.お申込み(またはお問い合わせ内容)を明記の上、メールフォームより、お申し込みください。

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(梅小路公園/朱雀の庭)

ドイツ・サマーリトリート(2)お散歩道

ディレクター新海みどりから届いた、ドイツでのリトリート風景。
今回はお散歩道です。

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今日のウォーキングのクラスで歩いたところ。これはブルース先生のお散歩ロード。

坂道、白い雲、麦畑、ポピー畠、丘、林檎畠、休憩所。

私の大好きなところです。

ドイツ・サマーリトリートからの便り(1)

今日は昨日と同じウォーキングの道をまた歩きました。

今日のテーマの一つは「景色を自分の身体の中に感じる」と

「小川の水が流れるのを妨げているものは?」

暗い森、明るい平原、流れている水、留まっている水、固い小石ばかりの道、草におおわれている柔らかい道、急な坂道、風に揺れている木の葉などが自分の身体にも感じることができて、面白かったです。

どの部分の私も面白く、楽しい。

牛が3頭いて、私たちに近づいてきました。一頭の仔牛は近づいてきて、ブルースに頭を撫でてもらい喜んでいるように見えましたが、後の二頭は警戒して、近づいては、離れしていました。

ほんの45分くらいのウォーキングでしたが、まるでドラマを見ているようでした。

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(アレクサンダー・アライアンス・ジャパン 京都、大阪、岡山校ディレクター 新海みどりより)

Jul 6, 2014

昨夜の岡山、表町の「靴のタツオカ」でのオープンクラスの参加者の皆さんです。

アレクサンダー・テクニークは「刺激に対する習慣的反応を抑制する方法を学ぶ」テクニークです。「抑制」とは「意識的選択」であって、決して「抑圧」ではありませんし、「正しい使い方」でもありません。

「習慣的反応」が間違っている方法ではありません。そのときできる最善のやり方といえるかもしれません。ただそのやり方しか知らないだけです。

「もしその習慣的反応をやめたければやめることができる」方法をしることができれば、より自分らしく、可能性がひろがるかもしれません。

今回は「リーディング&フォローイング」を学んでいただきました。

自分一人で生きているわけではないので、人と葛藤が少なく一緒に生きていくことができると幸せ度が上がると思いますが、いかがでしょう?

今回は「靴のタツオカ」の立岡洋子さん、海人さんも参加してくださいました。

お茶やお菓子も用意してくださっているので、みんなで談笑ができて楽しい場所です。

【レッスン体験談】プロフェッショナルのための音楽家コース5回目

プロフェッショナルのための音楽家コース/ベーシック」受講生の方からお寄せいただいた第5回目のクラス体験談をご紹介します。

アレクサンダーのレッスンでは、最初に、今日の気分や気になっていること、課題などを聞かれる。
この日、私は「歌いながら弾くこと」について話をした。

「歌うように弾く」。
そのためのひとつの練習として、メロディを声に出して歌いながら弾いてみるとよい、
とピアノの先生からアドバイスをいただくことがある。

しかし、実際に弾きながら歌ってみると、私は喉のあたりがだんだん熱くなって歌うのがしんどくなり、
途中からは心の中で歌うことになってしまう。

アレクサンダーを学び始めてから、これは余分な力で声の通り道を狭めている状態、と感じるようになった。
そしてもし、指も声を出して歌うのだとしたら、動きにくい指は、歌うのがしんどいのかもしれない。
体の中から指先へと通り抜けていく空気の通り道が、余分な力で狭められているのかもしれない。

この日のレッスンでは、股関節や膝、足を中心にワークをしてもらったり、自分で触れたりした。

そして最後に、声を出しながら弾くところを矢崎先生に見てもらった。
自分では、喉を詰まらせている感じがして少し苦しい。

まず顔に触れてもらうと、口元や頬、額までも不必要に持ち上げているのに気づく。
股関節は、座っている状態でも、いつでも動けることを思ってみる。
右の坐骨は、その外側までしっかり椅子の座面についていることを思う。
「右の肋骨は、前に押し出さなくてもいいよね」
「すると頭はもっと上と後ろに行けるよね」と先生の手に誘われて動いていくと、

背中の固さが減り、胴体に太くて柔らかい通り道ができたように感じる。
足の裏から空気が流れ込み、頭の上へすうっと通り抜けていきそう。

しかし…、
頭と鍵盤までの距離はこんなに遠いの?と驚くぐらい、いつもと違う感じがする。
腕も、こんなに胴体から離れていいの?と驚くぐくらい、伸ばしている気がする。

この同じ感覚を、うちに帰って再現しようとしてもできない。
新しい弾き方で、すぐにはうまく演奏できない。けれど、それでもいい。
毎回毎回、自分は何をしているのかな?と観察して、気づくことができれば。
「やろう、やろう」とするのではなく、「変わらないとダメ」でもなく。
変化した結果にとらわれず、あせらないで。
違うやり方を選ぶとどうなるかな?という気楽さで、続けていければいいと思う。

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(関西在住 Berryさん)

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