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コトバのスタディ7回目

今日は、これまで学んだことを使って、復習と応用練習をしました。

1)ワンセンテンス・ワンメッセージ
ひとつの文章に情報をひとつにして⚪︎をつける。
2)現在形を使わずに(一般化せずに)コトバにする。
3)「わたしは」、「わたしの」となど所有格をつけて、iメッセージにする。個と一般を明確にする。
4)人称を明確に。できるだけ固有名詞を使い、関係性が分かるようにする。

ということを心掛けて、伝えたいことを文章にしてみます。
次に、その文章を素データにして、そこに接続詞を加え文章に論理性を持たせていくということを試します。

すると、伝えたいことを伝えるために必要だと思っている情報でなくてもよいものが見えてきました。
反対に、必要でないと思い省いていることが実は欠かせないものだったり、伝えたいことを際立たせたりする発見もありました。
自分にどこに立っていて、どのように世界が見えているのか何が見えていないのか、というようなこともはっきりとしてくるようなことが起こりました。

みどり先生の提案に沿ってコトバを使ってみたら、どんなことが起こるのか、どんな気づきがあるのかやってみるクラス「コトバのスタディ」。

英語の先生で、同時通訳もしてこられたみどり先生に学ぶ日本語は、日本独特の価値観を内包したコトバと習慣的思考とは違う入り口から入っていく面白さがあります。
「個」の確立がなされないまま、西洋化の進んだモノや価値観や文化や生活形態と、その変化に追いついていないコトバがややこしくしていることがあるのだとしたら、そこが整理され日本語のよさも損なうことなく使い方に拡がりが出来てくるような、同時にアタマの中も整理されていくようなクラスでした。

「わたし」という個を、コトバの上ではっきりさせることで、世界と自分が分かれてくると、反対に俳句のように世界が自分の方にやってくるような私が主語でない表現も出来るようになるのかもしれない。世界とそれを受け取る感覚受容器としてのわたしが立ち現れ、そうして見える世界には確かにわたしが含まれ、わたしも自分の考えや感情の中だけで生きるのでなく世界を含んでいるのかもしれない。つまり個として在りながら、孤立しているのではない在り方と、それに伴った伝えたいコトバを使えるようになるのかもしれない。というようなことにも話が及びました。
それはまた、次の実験に繋がっていきそうで楽しみです。

ひとつでも、「それってどういうこと❔」と思われた方は、ぜひクラスに参加してみてくださいね♩

次回は、10月16日(木)10:30〜アレクサンダーアライアンス京都校にて。
お待ちしております。

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