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感覚と感覚的評価 京都校クラス

今朝は京都校のトレーニング・クラス。ゲストをお迎えして、はじまりました。

今日は感覚的評価の課題を持ってきた人が複数いたこともあり、感覚の実験をしました。

3つの鍋に用意されたのは、熱い湯ーふつうの水ー氷水。
同時に、左手は熱い湯に、右手は氷水に手をつけます。その後、ふつうの水に両手を入れました。

「!?」「左手はぬるくて、右手はあったかい」「右手のほうは指がハッキリ」

一人ひとり、いろんな“感覚的な評価“を口にしました。誰も全く同じ表現にはなりませんでした。

「感覚は比較級でしかない」
ちょっとした直前、過去の記憶との比較で、わたしたちは感覚を表現する。
それはひとりひとり違うもの。その認識を明確にもつこと。

刺激に対する、3つの反応パターン。

皆でやってみて、体感。一人が相手の頭を押すという刺激です。

それぞれの反応に名前をつけてみました。
一つめは「小さくなっていく」「相手に合わせる」「相手から逃げる」
二つめは「押し返していく」「戦う」「対抗する」
三つめは「コラボしてるみたい」「一緒にいる」「優しい感じ」

「アレクサンダー・テクニークは、この三つめの別の選択肢、一つめでもなく二つめでもなく、新たな選択肢を学習できればいいですね。」と、みどり先生。

この後、leading&following の練習をしました。

さあ、明日は「ことばのスタディー」。どんな発見があるか楽しみです。

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